いつもカタリベ朗読館をお聴きいただき、ありがとうございます。
本日公開の最新朗読作品『旅先の飲み屋に転がる奇妙な話』のご案内です。
【作品紹介】
「不思議なことって、本当にあるもんですね……」
旅先の静かなカウンターで、隣の客がぽつりと呟いた。
五十年前の海から届いた届かないはずの手紙。
雪の温泉街で迷子を導く、あたたかい幻影。 そ
して、二度と戻れない場所で過ごした、あたたかな一夜の記憶。
怖くはない。けれど、胸の奥がキュッと締め付けられるような夜の物語。
物語の続きは、本編にて——。
個人的に好きな話は「展望台、その景色」です!
【最新動画はこちら】
【各話あらすじ】
あの夏の灯籠
山奥で道に迷い、導かれるように辿り着いたあたたかな村の夏祭り。
仕事に行き詰まっていた男は、不思議なおじいさんと酒を酌み交わし、温かな一夜を過ごす。
しかし20年後、感謝を伝えるため再びその場所を訪れた男が目にしたのは、思いもよらない光景だった。
静かな水面の下に隠された、あの夜の真実とは。
案山子
大雨の山道で迷い込んだ小さな集落。
そこには異様な光景が広がっていた。
庭先に立つ人間にそっくりの案山子たちが、なぜかすべて「自分の家」の中をじっと見つめているのだ。
おばあさんが囁いた「中にいるものが出てこないよう見張っている」という言葉の意味とは?
そして語り手の車に残されていた、恐ろしい「痕跡」とは。
展望台、その景色
夜しか登れない、不思議な木造の展望台。
そこからは見るたびに「異なる時代の景色」が広がっていた。
ある年は何十年も昔の賑やかな祭り、またある年は一面の雪景色、そして海だった場所の干潟……。
昼間に訪れても絶対に辿り着けないその場所で、男が見た景色が意味するもの。
土地が記憶する時間に迷い込んだ男の物語。
慰霊碑
深夜の山道を走る夜行バス。
男の隣に座った黒い帽子の客は「この先で降ります」と告げ、街灯すらない山の中で姿を消した。
翌朝、運転手に尋ねると「そんな客は乗っていない」と一蹴されてしまう。
夢か幻か……気味が悪いまま数年が経った頃、男はその山道の廃線ルートの地図を開き、息をのむような事実を知ることになる。
海で拾った瓶
「一度だけ瓶に入った手紙を届けたことがある」――港町の居酒屋で出会った元漁師の男は語り始める。
沖で引き揚げた古い瓶の中に残されていたのは、ある住所と切実なメッセージ。男が半信半疑でその家を訪ねると、出てきた老女性は手紙を見るなり涙を流した。
失踪した夫から50年の時を超えて届いた、あまりに切ない手紙の秘密とは。
チャンネル登録・高評価もよろしくお願いいたします。
👉 YouTubeチャンネルはこちら
👉 お仕事のご依頼・お問い合わせはこちら